harpaKatzeの英語勉強ブログ

英語の小説が読みたい,雑誌や新聞も読みたい,字幕なしで映画とか楽しみたい...

洋書その1

読む本の記念すべき1冊目を決めた

Oxford University Press の A Very Short Introduction シリーズより,
Modern Japan
Christopher Goto-Jones 著
総ページ数:149頁,概算単語数:45000 words

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なぜこれにしたかというと,司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んでいて,日本近現代史を見直してみたくなったから。日本の歴史なので,単語力の低さを予備知識にてカバーできるのではないかという期待もある。
 
SVL12000に出てこない単語は,とりあえず Lv13 と分類することにする。Lv7までの単語力養成と,洋書読み。 以上,2つを並行して進める。

単語は何語必要か

語彙数に関する考察

大卒レベルの日本語の語彙数は35000語~程度らしい。幾つかのサイトで,自分の日本語の語彙数を測ってみると,たしかに大体その位の値になった。言語による差があるとはいえ,35000語以上で運用している日本語に対して,7000語以下の英単語数では話にならない。
 
広辞苑の収録語数が24万語なので,日本語の語彙数35000語は,広辞苑ベースで約15%。ジーニアス英和辞典(第五版)の収録語数は10万5千くらい。学習用辞典なので広辞苑と単純比較はできないが,仮にその15%だとすると約15000語。Concise Oxford English Dictionary などは収録数24万語で広辞苑と互角だ。やっぱり大卒ネイティブは35000語以上知ってそう。
 
学習者としては15000語が一つの到達点と考えた。
 
まずは SVL12000 を身につけるのが当面の目標。それでも5000語以上覚えなくてはいけない。
 
方針
Lv1-7 までの 1095語は単語帳方式で愚直に覚えることにする。ここまでが SVL12000 の中級レベル。例えば,
 
 :《軍事》降伏する,〔命令や強制により〕~を明け渡す、~の所有権を放棄する
 :surrender [səréndər] / He was arrested and his passport was surrendered. 彼は逮捕されパスポートは没収された。
 
という感じで作る。実際にはExcelで表をつくり,anki pocket(東京書籍)という暗記カードアプリに取り込んで学習する。例文などは主に 英辞郎 on the WEB から拝借。
 
Lv8 以降は,読みたい洋書を読みつつ,出てきた単語を都度リストアップして覚える。方針としては多読ではなく精読。具体的には3度読みする。1度目は流し読み,2度目は少し遅れて単語調べて精読。3度目は単語覚えながら確認読み。これでやってみる。

英語を勉強しよう(決意)

2016年12月某日

英語の小説が読みたい,雑誌や新聞も読みたい,字幕なしで映画とか楽しみたい,とふと考えるようになった。仕事柄,技術的な英語には触れる機会が多いので,自分は英語「入門者」ではないはずだ。
 
しかし,これまで小説や時事英語にはほとんど触れてこなかった。映画も,字幕なしでは楽しめない。ということで,一念発起して,英語の勉強をすることにした。来年から始めようなどと思っていては永久に始められない。今やろう。
 
勉強を始めると,色々な角度から自分の英語力や,英語のあれこれを考えてみたくなった。頭を整理するために,ブログを書くことにした。
 

まずは現状を把握しなくてはならない

遠い昔,高校卒業直後に合格した英検2級の実力は,維持されているだろうか。
 
アルクが公表している SVL12000 の中から,確実に知っている単語を除いた「知らない単語」をリストアップした。レベル1(Lv1)から Lv12 まで1000語区切りで分けられており,段々と難易度が上がるようになっている。様々な視点から,これが日本人が優先的に知っておくべき 12000語と決められたものらしい。
 
知らない単語数の集計
Lv1 :     0, Lv2 :   10, Lv3   :   40, Lv4   :   81, Lv5   :   63, Lv6 : 346, Lv7   : 555
(Lv1 - 5 の小計:1095語)
Lv8 : 686, Lv9 : 762, Lv10 : 838, Lv11 : 942, Lv12 : 944
 
知らない単語の総数は5267語だった(知っている語は 12000 ー 5267 = 6733 語)。
 
これを見ると,Lv5 まではほぼ知っている単語で,Lv6 あたりから怪しくなる。Lv8 以上は,ほとんど知らないレベルだ。Lv5は「大学受験前に覚える英単語」という分類なので,語彙数が受験レベルで止まっていることが分かる。実感としても,現状このレベルで間違いないだろう。むしろ,このレベルを維持できているのは,ありがたい。日常,技術英語に触れているおかげだろう。