harpaKatzeの英語勉強ブログ

英語の小説が読みたい,雑誌や新聞も読みたい,字幕なしで映画とか楽しみたい...

多読についての考察

多読による英語習得

多読で英語力をつけるという学習法も人気があるようだ。多読の基本方針は,その人にとって,少しだけ知らない単語を含むレベルの本を(辞書を使わずに)どんどん読み続けることらしい。第一目標は100万語だとか。(読める英語を)読む速度を上げるには恐らく役立つだろう。モチベーションを維持しやすい利点もある。
 
しかし,読めない英語(知らない単語)がどんどん読めるようになるだろうか。少ない時間で効率的にレベルアップするには,学習の初期段階では,積極的に語彙力を増やしていく方が得策と思われる。また,多読は楽しみながら読むのがポイントで,ストーリーが気に入らなければ読むのをやめて,次の本に移るのも大事とのこと。絵本や児童文学のような,ストーリーが単純明快で語彙数も限られたものからスタートするのが定石らしい。ネイティブの子供が言葉を習得する過程を追うがごとく,英語を身に付けるという理屈だろう。
 
児童文学に興味があればよいが,個人的にはあまり魅力を感じていない。
 
多少難しくても「じっくり読みたい = 内容的に3回読む価値がある」本を選び,単語を調べ,3度読みする方が自分には向いていそうだ。費用も少なくて済む。語彙数が増えてくれば,調べる手間は軽減するだろう。ただし,100万語読むというのは,分かりやすい目標値ではある。